第48回「夏にプレイしたフリゲたち」
実は、成人するまで1週間を切りました。関係ないですけど。
今年の夏は、結構名作と名高いフリーゲームにいくつか(3つ)手を出しました。その感想を、8月の終わりにまとめておこうかなと思います。
- TRUE REMEMBRANCE
「セツナ病」という心の病気を抱えている少女とそれを治癒する役目を担った男性の物語です。雪の描写もあって、冬の物語でした。サウンドノベルというジャンルで、ゲームというわけではありません。
タイトルにある通り、「記憶」に関する物語です。忘れたいほど辛い思い出があって、それを永遠に記憶から消し去る手段があるときに、果たして自分はその思い出を消すのか、それとも覚えておく道を選ぶのか、ということを、考えさせられました。 - 送電塔のミメイ
人を食う正体不明の鬼が出る島で、その鬼の退治に勤しむ男性と女性を中心に繰り広げられるサウンドノベルです。先の「TRUE REMEMBRANCE」と同じ作者です。
TRUE REMEMBRANCEとは一変して、アクション的な物語でした。また世界観が夏だったので、丁度良かったです。いずれの作品も1枚絵が結構出てくるのですが、送電塔のミメイはさらにパワーアップしていて、1枚絵の特定の者には動きがあったりして読んでた当初はすごく興奮しました!両作品ともにフリーゲームとは思えないようなクオリティです。特にopとedが。 - Ib
美術館の世界に迷い込んでしまった少女と出口を探して探索するホラーチックアドベンチャーゲームです。
ホラーゲームは人生初めてということで、かなりびくびくしながら遊びましたが、すごく面白かったです。具体的には言えませんが、様々な絵がいろんな動きをします。WolfRPGエディタっていうソフトでRPGを作ろうとした(そして挫折した)経験は何度もありますが、「これをフリーゲームでやってくるか!!」という感動がありつつ程よく怖い、そんなゲームでした。
TRUE REMEMBRANCEは一応完全に楽しんだと思うのですが、送電塔のミメイとIbに関してはまだまだ追加要素が楽しめると思われ、今Ibに夢中になっているところです。
この3作品、どれもおすすめなので、是非一度プレイすることをお勧めします。